その他公開日:2024年7月22日

改正子ども・子育て支援法が成立しました

2024年6月5日の参院本会議で改正子ども・子育て支援法が成立しました。
こども未来戦略(令和5年12月22日閣議決定)の「加速化プラン」に盛り込まれた施策を着実に実行するため、ライフステージを通じた子育てに係る経済的支援の強化、全てのこども・子育て世帯を対象とする支援の拡充、共働き・共育ての推進に資する施策の実施に必要な措置を講じるとともに、こども・子育て政策の全体像と費用負担の見える化を進めるための子ども・子育て支援特別会計を創設し、児童手当等に充てるための子ども・子育て支援金制度を創設することが改正の趣旨です。
法令の概要は次のURLよりご確認頂けます。
【PDF】子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律(令和6年法律第47号)の概要(厚生労働省)
上記URLの「1.」における

  • (1)①児童手当の抜本的拡充(2024年10月)
    ②妊婦のための支援給付創設など(2025年4月1日)
  • (2)②こども誰でも通園制度の創設(2026年度全国実施へ)
  • (3)①育児時短就業給付の創設(2025年4月1日)
    ②国民年金第1号被保険者の育児期間に係る保険料免除措置の創設(2026年10月1日)

に必要な費用に充てるため、子ども・子育て支援金の被保険者等への賦課・徴収等に係る規定は2026年4月1日より施行されます。

これによる医療保険加入者一人当たり平均月額(事業主負担分を除いた本人拠出分)について、2026年度から2028年度の見込額として、次のような試算が示されています。
2026年度 2027年度 2028年度
全制度
平均
250円 350円 450円
被用者
保険
300円 400円 500円
協会
けんぽ
250円 350円 450円
健保組合 300円 400円 500円
共済組合 350円 450円 600円
国民健康保険 250円 300円 400円
後期
高齢者
医療制度
200円 250円 350円
詳細は次のURLよりご確認頂けます。
こども未来戦略とは(こども家庭庁)
【PDF】子ども・子育て支援金制度における給付と拠出の試算について(こども家庭庁)
こども未来戦略(リーフレット等)(こども家庭庁)