厚生労働省より「年収の壁・支援強化パッケージ」の内容が公表されました

厚生労働省は、全世代型社会保障構築本部で決定された「年収の壁・支援強化パッケージ」の内容を公表し、本パッケージに関する情報をまとめたページを開設しました。

本パッケージの概要は、次のとおりです。

（１）106万円の壁への対応

ａ．キャリアアップ助成金社会保険適用時処遇改善コースの新設
労働者本人負担分の保険料相当額の手当支給や賃上げなどにより、壁を意識せず働ける環境づくりを行う企業を後押しするコースの新設。
ｂ．社会保険適用促進手当の標準報酬算定除外
事業主が被用者保険適用に伴い手取り収入を減らさないよう手当を支給した場合は、本人負担分の保険料相当額を上限として社会保険料の算定対象から除外。

（２）130万円の壁への対応

ａ．事業主の証明による被扶養者認定の円滑化
一時的に年収が130万円以上となる場合には、過去の課税証明書、給与明細書、雇用契約書等に加えて、人手不足による労働時間延長等に伴う一時的な収入変動である旨の事業主の証明を添付することで、迅速な被扶養者認定を可能とする（※）
（※）同一の者について原則として連続２回までを上限とする

（３）配偶者手当への対応

詳細は次のURLよりご確認いただけます。