育児介護休業公開日:2022年3月13日

2023年卒男子大学生の59.9%が「育児休業をとって積極的に子育てしたい」と回答しました

本年4月及び10月に改正育児介護休業法が施行されますが、改正法の大きな目的は男性の育児休業の取得促進です。
今後就職し、育児休業の取得が見込まれる大学生の意識にどのような変化があるのか、マイナビ社より「2023年卒大学生のライフスタイル調査」が公開されましたのでご紹介いたします。
【図4】「育児休業をとって積極的に子育てしたい」より2014年以降の割合を抜粋すると以下のようになっています。

男子 女子
2014年卒 36.5% 77.4%
2015年卒 40.5% 69.2%
2016年卒 32.6% 65.7%
2017年卒 33.9% 67.6%
2018年卒 36.6% 61.0%
2019年卒 38.7% 65.1%
2020年卒 43.6% 66.0%
2021年卒 51.5% 71.4%
2022年卒 56.5% 69.9%
2023年卒 59.9% 68.0%
特に注目すべきは、男子学生の「育児休業をとって積極的に子育てしたい」という意向が年々上昇していることです。
直近の調査ではおよそ6割の水準になっています。
本年の改正育児休業法施行及び男子学生の意向の変化により、男性社員が当たり前に育児休業を取得する時代が到来することはほぼ確実です。
優秀な若年者を確保する為には、企業は育児休業等を取得しやすい環境整備を進める必要があるでしょう。
マイナビ 2023年卒大学生のライフスタイル調査(株式会社マイナビ)