その他公開日:2023年4月10日

障害者の法定雇用率の段階的な引き上げ等が決定されました

障害者の法定雇用率の段階的な引き上げ等について次のとおり正式決定されました。
(1)障害者の法定雇用率が段階的な引き上げ
民間企業の法定雇用率は、2024年4月から2.5%に、2026年7月2.7%になります。
(2)除外率の引き下げ
除外率が、2025年4月1日から除外率設定業種ごとにそれぞれ10%引き下げられます。(現在除外率が10%以下の業種は除外率制度の対象外となる)
(3)障害者雇用における障害者の算定方法の変更

  • ・精神障害者の算定特例の延長(2023年4月)
    週所定労働時間が20時間以上30時間未満の精神障害者について、当分の間、雇用率上、雇入れからの期間等に関係なく、1カウントとして算定できるようになる。
  • ・一部の週所定労働時間20時間未満の障害者の雇用率への算定(2024年4月)
    週所定労働時間が10時間以上20時間未満の精神障害者、重度身体障害者及び重度知的障害者について、雇用率上、0.5カウントとして算定できるようになる。
【PDF】障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について(厚生労働省)
[su_spacer] 障害者雇用対策(厚生労働省)