『人事コンサルタント養成講座(研修・セミナー)』の狙い
なかの経営労務事務所が主催する『人事コンサルタント養成講座(研修・セミナー)』は、受講者に対して、実践的な知識やスキルを習得して頂く講座です。
目次
1.人事コンサルタント養成講座(研修・セミナー)の狙い
『人事コンサルタント養成講座』の講師だった河合克彦先生の著書『人事・賃金コンサルティング入門』には、自身の35年にわたる人事コンサルティングの経験やノウハウが、相当詳細に書かれています。
なぜなら、コンサルティングというのは、この本に書かれている『人事理論に関する知識』『人事コンサルティングの進め方に関する知識』をベースにして、実際の会社で、よき師について経験を積むことが必要であるからです。
そういう意味では、実際の会社のコンサルティングの中で、マンツーマンで学ぶのが最良ではありますが、そういう機会はなかなか得られないので、それに代わるものとして本講座を設けています。
人数は5人以下と限定し、出来る限りマンツーマンに近いようにしました。実際の会社に代わるものとして、モデル会社のケースを用意し、そのモデル会社で人事コンサルティングの経験を積むという形をとることによって、実際の会社で行うのと同じような経験を積めるようにしています。
また本講座は、実際の会社で人事評価制度・賃金制度の構築のコンサルティングを経験すること(以下、「実際の会社での経験」と言う)を上回る、次のような経験や学習もできるというメリットもあります。
(1)講義⇒実践というサイクルで進み、人事評価制度・賃金制度の構築のコンサルティングを漏れなく体系的に5ヵ月間という短期間で学ぶことができる。
「実際の会社での経験」では講義はありません。
また当該企業に即してコンサルティングするので、必要のないところは行わないので学ぶべきことに漏れも出てしまいます。
体系的にというわけにはいきませんし、期間も1年以上かかることもあります。
本講座は、講義⇒実践というサイクルで進み、コンサルティングを漏れなく体系的に5ヵ月間という短期間で学ぶことができます。
(2)複数の受講者が同じケースで人事評価制度・賃金制度の構築のコンサルティングを行うので、いろいろな見方、考え方があることを体験できる。お互いに切磋琢磨し、同期との人脈が広がる。
「実際の会社での経験」では『師』と『自分』ということで、マンツーマンでありますが、『師』以外の人のいろいろな意見や考えに接することはありません。本講座では、複数の受講者が同じケースでコンサルティングを行うので、いろいろな見方、考え方があることを体験できます。
お互いに切磋琢磨し、同期との人脈が広がります。
2.『人事コンサルタント養成講座(研修・セミナー)』が想定する対象者
本講座では以下のような方を対象としています。
- ①本気になって“人事コンサルタント開業”を目指す人
- ②全日程5日間、講義時間は延べ30時間、宿題に要する時間を含めると相当な時間になる。ハッキリ言ってハードである。それだけに本講座を修了すれば人事コンサルタントとして必要な知識・ノウハウを修得できる。
3.『人事コンサルタント養成講座(研修・セミナー)』で得られるもの
本講座では【図01】で示されたエクセルソフト、諸規定、諸資料、パワーポイントを使用します。
【図01】
4.社労士が人事コンサルティングを行うことのメリット
本講座を受講される皆さんは、人事コンサルティングの知識・ノウハウを学ぶことになります。この知識・ノウハウは、人事関連の仕事・役職についている方だけでなく、特に開業した社労士が身につけることで、自身の事務所の提供業務を格段に強化することがでると言えます。【図02】【図03】
【図02】
【図03】
- 現行の顧問料の引き上げが可能となる
- 同業者との価格競争を回避できる
- 人事コンサルティング収入は相当高額
- 構築後の運用指導収入で顧問収入の幅が広がり、一層関係強化できる
- 各種研修を行えば継続して収入が入る
- 新たな分野の開拓・自己実現
さらに見ていくと、人事コンサルティングは、企業経営の川上・川下まで幅広くカバーする重要な知識・ノウハウと言えます。【図04】
【図04】
そのように対応領域が広まることで、おのずとクライアントに対し、社労士の領域を超えた幅広いサービスを提供できるようになります。
ひいては、クライアントにとってなくてはならないコンサルタントとしての立場を築くことにもつながるのです。
5.人事コンサルタントになるために
人事コンサルタントになるためには、先にも述べたように単に必要な知識を学ぶだけでは不十分であり、良き『師』につき、実際の会社でコンサルティング経験を積むことが必要です。その機会や経験がなかなか得られないことから本講座を設けました。【図05】 あわせて人事コンサルタントを目指す方に留意してもらいたいことを記します。【図06】
【図05】
【図06】
ご興味を持たれた方は、ぜひ講座にご参加ください。
システム関連に強く、人事総務部門のトータルアウトソーシングのプランニングおよび受託を得意とする。さらに、人事労務系のコンサルティングに力を入れており、人事制度構築コンサルティングのほか、M&Aコンサルティング等、企業の経営企画部門、人事労務部門の双方の支援をしている。